2012年11月19日月曜日

Excelの複合参照とは・・・?

私、普段プログラム系の授業対応しておりますが、富士通オープンカレッジ 名古屋駅前校では、Microsoft Officeの生徒さんも多く受講されてます。

その中でも一番よく質問される、つまり分からないと言われるものがあります。

Excelの参照です。

数式と関数で使うやつですね。
相対参照と絶対参照は、まぁ大体の人がOKです。

問題は、複合参照!

ここでわからなくなる生徒さんが大変大変多くみえます。

参照って、数式と関数をコピーしないのであれば、何も関係ありません。
そのまま相対参照で問題無いです。

どんな時に必要になるかというと数式と関数と縦とか横に向かってコピーした時にうまいことやろうと思うと理解しないといけなくなるし、Excelが一番Excelらしいところを見せる機能ですね。

ここで簡単にまとめると まずは一番基本の相対参照。
「=A1」などと表現して、そのセルの値を使用するというやつです。
下に向かってコピーすれば、行番号が変わり、右に向かってコピーすれば列の位置が自動的に変わります。

次に絶対参照、「=$A$1」と表現して下にコピーしても右にコピーしても参照位置が変わらないというやつです。例えば1ヶ所に消費税率入れといて全部から参照するとかですね。

で、問題の複合参照ですが、「=$A1」または「=A$1」みたいに書きます。

「=$A1」の場合は、縦にコピーした時に行位置が変わり横にコピーしても列位置は変わらない。
「=A$1」の場合は、縦にコピーした場合には行位置は変わらず、横にコピーした際は列位置が移動するという意味です。

わかってしまえば、とっても簡単なことなのですが、なんどか練習してみないと初めてやる場合はさっぱり意味がわかりません。
実務でExcel使いこなしてるつもりの人でも意外と理解してる人少ないんじゃないかと思います。


質問されるとあの手この手を使って説明するのですが、言ってる意味は分かるけど、なかなかピンと来ないという生徒さんも多いです。

私もまだまだ修行が足りませんね

でもある先生が授業で九九の表を作るというのをやってました。
これ、複合参照を使うと数式をひとつ入れてオートフィル2回で完成するんですね。
でも意味がわかってないと永遠に作れません。

前回の記事でもプログラムで九九表出すってのをやってみてると書きましたが、九九ってホント使えますね。

考えた人偉い!

いろいろ踏まえてもう少し説明加えて絶対わかるようになるはず!な資料を作り始めました。
3ページくらいにするつもりが、相対参照と絶対参照だけで4ページ、、、今日は力つきました。

あと一番大事な複合参照のところは、また日を改めて作ります。

考えてみれば、参照ってとってもプログラム的な機能ですね、あとIF関数が理解できてれば、プログラミングの基礎はすでに分かってるようなもんです。

この辺が面白いと思う方であれば、アプリ制作向いてるかも知れませんよ?

もう一つよく質問されるものがあるのですが、それはまた別の機会にします。

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